中卒の50歳が「高校卒業程度認定試験」に合格したよ!
こんにちは「ぷよっ太」です。
ずっと学歴コンプレックスを抱えていた私なんですが、このたび50歳を機会に「高校卒業程度認定試験」にチャレンジし、無事「合格」することができました。
とは言っても学歴は「中卒」のままなわけで、働きながら「通信制の大学に行きたいな」なんて、夢を膨らませながら過ごしています。
今回は合格の秘訣をまとめてみたので、今後「高校卒業程度認定試験」にチャレンジしようと思っている方は、参考にしてみてくださいね。
これからの人生を考えるようになってきた。
親の期待を裏切り、高校を中退した過去。
ずっと心の片隅に後悔がありました。
2人の娘たちも立派に独立し、自身の「これからの人生」を考えるようになってきたのが40代の中頃でした。
そして50代に近付いてきたとき、定年後の働き方など、真剣に考えはじめます。
今の仕事に不満はありませんが、50歳をすぎると定昇は止まり、60歳を過ぎると賃金は大幅にダウンします。
自身が元気なうちは、70歳過ぎても働き続けたいし、安定した収入を得ながら、嫁さんといろいろな所に旅行に行きたい。
もし、60歳から違う仕事にチャレンジするにしても「中卒」より「高等学校卒業程度認定試験」を合格して、資格を取得するのもいいのかなと思ったことが、受験するきっかけでした。
「高卒認定」を合格することによって、これだけの可能性が広がります。
もし60歳からの転職となれば、今までの経験が活かせる仕事でなければ、採用はとても難しいでしょう。
でもね、人生の折り返し地点から、何もしないまま後悔することは嫌なんです。
令和5年度の試験は「8月」と「11月」の年2回で、第1回の出願期間の4月に申し込みをしました。
合格基準は8科目の合格が必要なので、8500円の受験料と、出願書類を「簡易書留郵便」で郵送するため500円ほどかかります。
主要3科目の国語・数学・英語が必須で、残りの5教科は選択方式で決めて出願します。
文科省のHPで公表されている過去問題を覗いて、少しでも自分の得意そうな方を選択しましょう。
試験の日程は2日間で、こんな感じの時間割となっているので、8科目の受験はなかなか大変ですよ!
年度1回目8月の試験日は平日の2日間、年度2回目11月の試験日は土日の2日間と、社会人に配慮された試験日となっていました。
文科省のHPで公表されている過去問と、メルカリで見つけた「高卒認定 主要3科 4年過去問」を、ひたすら繰り返し解いて勉強しました。
高校卒業程度認定試験は「中学1年から高校1年ぐらい」に学んだところが試験範囲ということなので、教科書などでひたすら勉強するのは非常に大変だし、非効率な勉強方法となります。
なので、とにかく過去問を繰り返し解いて、試験の傾向をつかむことが、合格への近道となります。
第1回の出願期間4月から、試験日の8月までの3ヶ月間で8科目は、時間的にかなりハードでした。
試験問題は持ち帰ることができるので、選択した回答に印をつけておいて、後日公表される回答速報で答え合わせができます。
8科目合格していれば「合格通知書」となり、合格基準を満たしていない場合は、この「科目合格通知書」が送られてきます。
やはり「数学」を落としてしまいました。
他の科目は丸覚えしてしまえば何とかなるのですが、「数学」だけは公式を覚えて理解を深めないと太刀打ち出来ません。
あと8科目を3ヶ月の期間で勉強するには、時間的に無理がありますので、半年ぐらいは準備と勉強の期間があると良いと思います。
2回目の受験は「数学」のみなので、娘に理解するポイントを教えてもらいながら、YouTubeの「さとしの高認教室」も分かりやすくて参考にしながら勉強を進めました。
https://youtu.be/RC0XBv9-TGQ?si=1w40nBRQRzj5sEzW
とにかく「さとしさん」は、他の動画と比べても抜群に理解しやすい。
娘の教え方も家庭教師みたいに分かりやすくて助かりました。(さすが大卒やね!)
おかげで、回答速報で答え合わせしたら、1問だけ不正解の95点でしたので、合格は間違いないですね。
娘よ、ありがとう!
まとめ
不思議なもので、「高校卒業程度認定試験」を受ける前は「今さらだよな〜」なんて思っていたのですが、実際に合格してみると「次の目標はこうしよう!」みたいな感じで、自身の気持ちも意識も変わってくるんですよね。
働きながら「通信制大学」に入学することも真剣に考えています。
これってとてもいい事だと思うんですよね。
合格のコツは「とにかく過去問を繰り返し解く」これが1番の近道です。
まだまだ人生これからです!
いろいろなことにチャレンジしていきます!