【2022 第二種電気工事士】アラフィフが筆記試験を1回で通過した勉強法とは?
こんにちは「ぷよっ太」です。
2022年の【第二種電気工事士】下期試験にチャレンジ中でして、無事に「筆記試験」を1回で通過しました!
そして、
残すは12月に控えている「技能試験」となりましたので、今回は勉強が苦手なアラフィフのおっさんが実践した、効率的な勉強方法を伝えたいと思います。
これから【第二種電気工事士】を取得する予定の同年代の方は、参考にしてみて下さいね。
まずは資格取得までの道のりと予算を紹介!
試験は1年に2回あって、第一関門の「筆記試験」さえ通過すれば「技能試験」を落としても、次回の筆記試験免除で「技能試験」にチャレンジできます。
受験手数料は筆記試験と技能試験込みで9300円なんで、筆記試験を落とすと、めっちゃ高い授業料となるので、1回で通過できるように頑張りました!
申し込みはネット申請がやはり簡単で「一般財団法人 電気技術者試験センター」のHPから申し込みができます。
PC、スマホどちらからでも申し込み出来て、まずは「マイページ」を作成してから申し込みします。
こんな感じで、自分の顔写真はスマホで自撮りして、支払いは色々選べますが「コンビニ支払い」が簡単でした。
支払いを完了してから「マイページ」にて確認すると、こんな感じで申し込みが正常に終了したか確認できます。
試験地は自分の住んでいる都道府県を指定できるのですが、試験会場は受験票となるハガキが送られてくるまで分からないのがちょっと困るんですよね。
そして、
ハガキは試験日の10日前ぐらいに送られてきます。
ここでやっと試験会場を確認できるんです。
ちなみに私は、電車で1時間ほどの移動ですむ「大手予備校」が試験会場でしたが、もし自宅から遠かったら嫌ですよね〜
こんな感じで【第二種電気工事士】を受験するだけなら、申込みに「9593円」必要なだけですが、テキストや教材のほか、技能試験で必要になる工具や練習用部材などで、まだ3〜4万円ほどの予算が必要になります。
受験料の9593円以外の出費は、私のように「メルカリ」などを利用して予算を抑える事もできますが、時間と手間も必要になってきます。
そういう事も含めて、アラフィフのおっさんが「筆記試験」を1回で通過するノウハウを、これから伝えていきますね。
アラフィフの効率的な勉強方法があるんです!
ここからが本題ですよ!
筆記試験落ちたら受験料もったいないから、しっかり確認して実践してみて下さいね。
まずは、私が今回使用したテキストが上記のものです。
2022年の第二種電気工事士の試験なのに、
「なんで2021年のテキストなの?」
って事ですが、
メルカリで過去問題集とセットで1000円で購入した本なんです。
新品で購入すれば1980円するテキストなので、準備する時間があるならフリマアプリなど使用して予算を抑えるのも賢い方法だと思います。
「でも、テキスト古いと内容がだいぶ変わってるんじゃないの?」
って、思いますよね!
そこは心配ありませんよ!
大体ね、電気工事の基礎となる部分がしょっちゅう改定されていたら、古い家なんて火災の危険性が高すぎて住んでられないですよね!
ちゃんと電気工事の基礎となる法律や工事方法や規定などは、昔からしっかり確立されているものなんで、テキストが4、5年古いものであっても、第二種電気工事士の試験を受けるにあたって何の問題もありません♪
(本業のかたはしっかり深掘りして勉強してくださいね。)
上記の通り、第二種電気工事士の筆記試験は50問で、「一般問題」から30問、「配線図」から20問出題されます。
そして、ずいぶんと長年勉強することが無かったアラフィフのおっさんが、ぶち当たる壁は「一般問題」の(1)電気理論と(2)配電理論です。
なぜかというと、この(1)の電気理論と、(2)の配電理論は計算問題で、オームの法則やその他の電気に関する公式を覚えて、計算式を解いていかなければいけないんです。
10年分の過去問題集を解いても、一般問題の最初の10問は、ほぼ確実に計算問題が出題されていました。
そして、残りの40問はテキストに書いてあることを丸覚えすれば良いので、頭を悩ます事もなく、ただ愚直に繰り返し読んで覚えればなんとかなります。
次は、今回の筆記試験の問題用紙についてです。
上の写真は、試験会場から持ち帰ってきた自分の問題用紙です。
なんと、持ち帰ることができるので、自分が回答した項目をチェックして、ネットで公開される速報版の回答で、帰宅後に答え合わせをすれば合否判定が即日できます。
ちなみに、
こんな感じでネットで即日公開されているので、すぐチェックしておきましょう!
そして、電気技術者試験センターのHPには過去の問題も10年分ぐらい公表されているし、他の国家試験に比べると、正式な過去問が公表されていて、本番に備えやすい試験でもあるんです。
次に問題用紙を開くと、問題1.「一般問題」から始まって全30問、そして1問目から10問目までは計算問題、残りの20問はテキストを読めば覚えられるので、この問題1.「一般問題」で40点以上取れるようにすることが大事ですね。
その後は、この問題2.「配線図」の全20問となり、本業でも必要不可欠な単線図を複線図にしたり、電気工事のノウハウを理解しないといけないカテゴリーとなってます。
こちらも、テキストで勉強して複線図の書き方を覚えてしまえば、そんなに難しくはないので、ここの問題2.「配線図」で30点を目標に頑張りましょう!
そして、
筆記試験を通過するために一番大事なことは、
とにかく過去問を繰り返し解く!
これにつきます!
この歳になってね、いざ試験勉強を始めてみると、なかなか勉強がはかどらず、現実の厳しさに挫折しそうになります。
代表的なオッサンの特徴というのは、
・覚えが悪くなる。
・集中力が続かない。
・酒が呑みたくなる💧
皆さん、この3項目だけは、今時の若い奴等に負ける気しないですよね💧(笑)
ネットで第二種電気工事士の合格のコツなんかを検索すると、
「試験1ヶ月前から集中的に勉強して合格しました!」
とか、
「難易度的に1ヶ月あれば十分合格できます!」
なんて事を目にしますが、アラフィフのおっさんには無理です!
だって過去問1回分を、答え合わせと間違ったところを復習すると、だいたい2時間ぐらいかかるんですが、集中力はそれで限界なんです。 ぶっ続け6時間とか10時間とか、オッサンには絶対無理なんですよ!
しかも、仕事から帰宅した平日に晩酌を我慢して、過去問1回分解くのも苦痛だし、休日にお酒を控えて勉強だなんて、もうね「苦行」なんですよ。
だから、私と同じような年代の方は、勉強期間に余裕を持って、2ヶ月前からコツコツと過去問をこなしていくのが、挫折しないで合格するコツだと断言します!
次に過去問の勉強方法についてです。
答案用紙はここ「電験3種Web」から「pdf」をコピーして使うと便利です。
ここのが本番そっくりな答案用紙なんで、この答案用紙で慣れておいた方が良いです。
こんな感じで、私がこなした過去問を数えてみると35回分ありました。
テキストを一通り読んで過去問をこれだけこなすのは、1ヶ月前からだと時間的にハード過ぎて、おじさんの集中力では絶対に無理です!
次に、
今回の筆記試験を1回で通過した、私の勉強のスケジュールを紹介しますので参考にして下さい。
1.第二種電気工事士の試験申込日が、筆記試験のちょうど2ヶ月前なので、まずは1〜2週間でテキストを熟読する。
ここでテキスト内容をすべて理解しようと思わないように! サラッと読み流して、第二種電気工事士試験の全体像を理解するような感覚で良い。
2.テキストを一通り熟読したら、あまり理解できてなくても過去問題をとにかく解いてみる。
私も最初は40点台だったのが、繰り返し解いていくうちに、最終的にはコンスタントに90点前後の点数をとれるようになっていました。
平日は、仕事から帰ってきて元気だったら、1回分の過去問を解いてみる。 それから晩酌を楽しめばいい。
休日は時間があるけど無理をせず、午前中に1回分と午後に1回分の過去問を解くぐらいで十分です。
もちろん毎日勉強しなくても、2〜3日に1回のペースで過去問と向き合えば、必ず合格ラインまでいけます!
100点満点中60点で合格ということは、50問中20問も間違えても通過できるんだから大丈夫!
極端なところ、計算問題の10問捨てても、なんとかなる合格ラインだけど、やはり過去問でコンスタントに90点前後の点数がとれるようにしておくと、筆記試験本番で心に余裕を持って臨むことができるのでおすすめ。
中卒でアラフィフでアル中💧の私が合格したんだから、とにかく過去問を解いて復習の繰り返しですよ!
2022年下期の筆記試験の合否確認手順
2022年下期の筆記試験日が10月30日で、Webでの合格発表が2週間後の11月14日となっています。
試験結果通知ハガキの投函日が12月10日って、技能試験も控えてるのに待ってられないから、サッサとWebで「合格者検索」してしまいましょう。
このように、試験名にチェックを入れて、受験番号を入力すると、合否の枠に「合格者一覧にあります」と出てきたので、無事通過したか確認できます。
まあ、「何点だったか?」とか詳細は分からないけど、技能試験に向けて気持ちを切り替えてがんばりますよ!
こんな感じで、今回の筆記試験の合格率も確認できます。
こういう統計を見ると、資格って年々難しくなっていく傾向にあるので、国家資格だけに早めにチャレンジしてみてほしいと思います。
最後に、今回の筆記試験の総括として、「配線図」が過去問題10年分の中で1番に複雑になっていました。
過去問10年分の「配線図」20問で、ほぼノーミスで解けるまで勉強していたから自信持って臨んだけど、今回の下期の配線図を見て「複線図」に直す時、軽くパニクりました💧
当たり前のことで、筆記試験すべての問題が「過去問からそのまんま出題」なんてあり得ないけど、でも過去問とそっくりの問題もいっぱい出題されていたので、やはり過去問を繰り返し解くことが重要なのは間違いありません。
自分のレベルを底上げするために「計算問題」と「複線図の書き方」をしっかり復習して本番に臨みましょう!